東急東横線・日比谷線 中目黒駅徒歩5分
目黒川沿い / 目黒区青葉台

03-3463-6550
初診相談
アクセス
HOME >  当院の矯正治療 >  歯列矯正専門医院で行うマウスピース型矯正治療

歯列矯正専門医院で行うマウスピース型矯正治療

マウスピース型矯正治療マウスピース型カスタムメイドの矯正治療は、欧米で盛んに行われている治療法ですが、近年、日本でも広がりを見せています。
マウスピース型矯正治療では、患者さんの口腔内のデータを基にゴールまでの治療計画とシュミレーションが行われ、少しずつ調整し製作された専用マウスピース(アライナー)を順次交換しながら歯を動かしていきます。

マウスピース型矯正治療のメリットは、

  • 透明なアライナーなので、周りの人に気づかれにくい
  • 食事や歯磨きの時は取り外すことができる
  • 金属アレルギーの方も安心して矯正治療ができる

などが挙げられます。
逆に、デメリットとしては、

  • 1日20時間以上の装着が必要となり、取り外しができる分、その自己管理ができないと治療効果が薄れてしまう
  • あらゆる不正咬合を治療できるわけではなく、症例によっては適合できない場合がある

などがあります。

マウスピース型矯正治療は、基本的には最初の検査でゴールまでのアライナーが製作され、ワイヤーを曲げたり、患者さんの状況に応じて対処する技術を必要としないことから、今や多くの一般歯科でも治療が行われるようになりました。
欧米では診断の段階から歯科医師を通さずに、自宅にマウスピース矯正のキットを直送するシステムなども登場していますが、一方ではさまざまなトラブルも報告されています。

適さない症例をきちんと診断できます

患者さんの症状によっては、マウスピース型単独での矯正は治療法の選択としてお勧めできない場合があるのも現実です。矯正治療を専門とする歯科医院では、マウスピース型矯正治療は適さないと判断した場合、その理由をお伝えし、他の治療法をご提案することもできます。

矯正治療は治療期間が長いので、治療の過程を重要視されますが、最良の治療結果を得られる治療法を選んでいただきたいと思っています。

当院では、マウスピース型矯正治療が難しい場合でも、舌側矯正という代替案があります。当院では、患者さんの不正咬合の状況に合わせ、適切な矯正装置をご説明していますので、是非ご相談ください。

専用の口腔内3Dスキャナーを用いた検査

3Dスキャナーは、口の中に細いカメラを入れて、歯型を立体的に撮影します。従来はシリコン印象材を用いて歯型を採っていましたが、当院でもマウスピース型矯正治療のアライナー製作では、口腔内3Dスキャナーを使用して印象採取しています。スキャナーでの撮影結果はそのままパソコンで確認できるため、患者さんもその場で今のご自身の歯並びなどをご確認いただくことができます。

専用の口腔内3Dスキャナー

マウスピース型矯正治療にとって3Dスキャナー利用のメリットは、必要に応じて患者さんの負担なく精密な歯型が採れる点です。
アライナーを用いた矯正治療ではリスキャンとリファインメント(※)が重要になりますが、シリコン印象より簡単に歯型が採れるため、円滑な治療に繋がっています。

また、今まではシリコン印象を輸送する時間がかかっていましたが、スキャンされたデータは素早くインターネットで送るので、アライナー製作までの時間が短縮され、結果として患者さんは1~2週間早く治療を開始することができるようになっています。

リスキャンとリファインメントとは?

「リファインメント」とは、精練、改善、改良などの意味があります。
マウスピース型矯正治療では、最初にゴールまでのアライナーを製作しますが、患者さんの歯の動き方やアライナーの使用状況などいろいろな原因から少しずつ誤差が生し、多くの方が当初の計画通りにはなりません。
その際、「リファインメント」といって治療計画の誤差を軌道修正し、改めて再スキャンをして追加のアライナーを製作して、計画を立て直すことが重要になります。
マウスピース型矯正治療では、必要に応じてこのリスキャンとリファインメントを行い、治療の精度を上げていきます。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置 『インビザライン』については、こちらをご覧ください。

治療内容:カスタムメイドのマウスピースを装着して歯を少しずつ動かし、歯並び・口元を整えていきます。
治療期間及び回数:一般的には動的治療期間2年前後/約3か月に1回の通院・保定期間2年前後/3~6か月に1回の通院
治療費概算(自費):約95~110万円
リスク副作用:
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は疼痛や圧迫感などが生じます。
マウスピースの使用不足があると予定通りに治療が進まず、良い治療結果が得られない可能性があります。
リテーナーを使用しないと後戻りがあります。
治療前後の比較で稀に歯根吸収が見られることがあります。
稀に歯が癒着していた場合、動かないことがあります。
不正咬合の状況により、歯肉退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。