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抜歯の必要性について

抜歯の必要性は、患者さんの不正咬合の状況により異なります。
矯正治療は、それぞれの患者さんに合った適切な方針で治療をすることが重要ですので、抜歯の必要性も含め、検査結果に基づいて診断を行い、慎重に判断をして決定します。

抜歯のような侵襲的な処置はできるだけ避けたいものですが、どうしても抜歯が必要な症例を無理に非抜歯の矯正治療とすれば、それは弊害の原因となります。逆に抜歯が不要なケースで歯を抜けば、もちろん不適切な治療ということになります。
当院は矯正治療を専門とする歯科医院ですので、抜歯の必要性をきちんと判断し、それぞれの患者さんに最適な治療計画を立てて治療を行います。ご不安などございましたら、是非ご相談ください。

抜歯の流れ

抜歯本数やどのようなスケジュールで歯を抜くかは、患者さんによって変わります。
表側の矯正治療で抜歯を要する場合は、先に歯を抜いてから矯正装置を付けますが、舌側矯正の場合は矯正装置を装着してから抜歯を行うなど、使用する矯正装置や治療計画によって異なります。

抜歯1本の時間は、早い時は10分とかかりませんが、歯根が長かったり、傾いている歯などは、時間がかかることもあります。
抜歯後の痛みについても患者さんによってさまざまです。抜歯当日は鎮痛剤を処方していますが、中には痛み止めも全く必要としない方もいます。
小臼歯の抜歯は親知らずを抜くような大変さはなく、必要以上に怖がることはないと説明しています。

抜歯の隙間について

抜歯の隙間

「抜歯の隙間は最終的にどうなるのですか?」「隙間は残りませんか?」などといったご質問を受けることがあります。

矯正では歯並びの隙間、スペースは最終的に全部閉鎖します。(治療上、隙間として残す必要性や事由がある場合を除く。)

抜歯を必要とするケースでは、もともとスペース不足の問題があるために歯を抜く訳ですが、抜歯で得られた隙間(スペース)を、でこぼこの解消やかみ合わせの位置あわせに利用し、最終的にスペースを余らせず閉鎖して矯正治療を終了となります。

治療中、抜いた部分が目立つのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、真横からじっと見られない限りは、普通に話していても気づかれない場合もあるようです。
しかし、結婚式や成人式の写真撮影など、患者さんのご希望がある場合は、スペースを埋める仮歯を作成しますので、ご相談ください。

治療内容:矯正装置を装着して歯を少しずつ動かし、歯並び・口元を整えていきます。
治療期間及び回数:一般的には動的治療期間2年前後/月に1回の通院・保定期間2年前後/3~6か月に1回の通院
治療費概算(自費):約100~130万円
リスク副作用:
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は疼痛や圧迫感などが生じます。
リテーナーを使用しないと後戻りがあります。
治療前後の比較で稀に歯根吸収が見られることがあります。
稀に歯が癒着していた場合、動かないことがあります。
不正咬合の状況により、歯肉退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。