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永久歯列・成人の矯正

大人の矯正増えています

永久歯が全部生えた以降(中高校生ぐらいから後)の矯正治療では、最終的な永久歯列の歯並び・噛み合わせを完成させます。

矯正治療は「歯の矯正」などとも言われますが、実際は顔貌とのバランスなどをきちんと考慮した治療が重要です。
精密な歯の動きを必要とするので、上下左右全体にブラケットを装着して歯列矯正を行います。当院では、患者さんのご希望や不正咬合の状況などにより、歯の裏側からの舌側矯正や、マウスピース型カスタムメイド矯正装置の『インビザライン」治療も可能です。

当院の矯正治療の内訳です!当院の矯正治療の内訳

左の表でも示す通り、近年、矯正治療は大人の患者さんが多数いらっしゃいます。

歯が動くかどうか、矯正治療が可能かどうかという点では矯正治療は患者さんの年齢などとは関係なく可能です。

審美面に進化してきた矯正装置

当院では、歯の表側にブラケットを装着するタイプ(ラビアル)は、前歯に白や透明のマルチブラケット装置を用います。また、できるだけホワイトワイヤーを使用するなど、装置が目立たないようにしています。

それ以上に目立たない矯正治療をご希望の場合は、歯の裏側に装着する舌側矯正(リンガル)やマウスピース型矯正装置などの審美的矯正装置をお勧めします。

当院の裏側からの舌側矯正は、主にカスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置『インコグニト』を採用しています。院長は、定期的に開催されるスタディグループにて情報の提供と収集を行っており、当院において良好な治療成果を収めています。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置『インビザライン』は、種々のマウスピース型矯正装置の中でも、非常に優秀な治療システムの一つだと思います。しかしながら、ワイヤーを使った矯正治療(ラビアルやリンガルのブラケットシステム)と比較すると、適応できる症状に制約がありますので、ご希望の場合はご相談ください。

カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置『インコグニト』、マウスピース型カスタムメイド矯正装置『インビザライン』の双方とも、治療システムの改善が積極的に行われ、適応も拡大しておりますので、将来的にはさまざまな変化があるものと思われます。

顎変形症の外科矯正

顎骨の形態や大きさのバランスのズレが大きく、歯の矯正だけではきちんと噛み合わせが治せない場合は、顎骨の手術も併用する「外科矯正」を検討します。

外科矯正とは、矯正治療を行う上での必要性から、顎骨の手術も併用する治療です。成長期終了後の手術が一般的で、大人の矯正治療のひとつです。

治療期間

一般的に矯正治療に要する期間は2~3年程度(非抜歯矯正で1年半~2年、抜歯を要する矯正では2年半前後)が一つの目安となりますが、実際の治療期間は、不正咬合の状況と矯正の方針、患者さんご自身の矯正治療への協力度などにより異なります。

また、長期の矯正治療では、矯正治療中にご結婚やご出産をする場合もあります。そのような場合は、一時的に矯正装置を外したり、矯正治療をお休みするなどの対応をいたしますので、お早めにご相談ください。

包括歯科診療

現代の歯科治療では、さまざまな専門分野を組み合わせた高度な治療も多々行われます。
矯正治療が関わる例では、

  • インプラントなどの補綴処置の準備として行う事前の矯正治療
  • コルチトミーやPAOOを併用した治療スピードを速める矯正
  • 歯周病治療の一環としての矯正治療による咬合干渉の解消

などが挙げられます。
近年の歯科治療技術の高度化は、各分野の専門家を要する状況となっていますので、包括な歯科治療では、各種専門の歯科医師と連携し、対応しています。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置「インビザライン」について
  • 米アラインテクノロジー社の製品の商標で、インビザライン・ジャパン社から入手しています。
  • インビザライン完成物は、国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
  • 材料については日本の薬事認証を得ております。
  • 日本国内において承認された同様の医療機器があります。
  • 2021年時点では、世界100か国以上で1,000万人以上の患者様が治療されています。
カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置「インコグニト」について
  • 米3M unitek社の製品の商標で、3Mジャパンから入手しています。
  • インコグニトは、国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
  • 材料については日本の薬事認証を得ております。
  • 日本国内において承認された同様の医療機器があります。
  • 米国では 医療機器として認可され、世界100か国以上の国で使用されており、深刻な副作用の報告はありません。

治療内容:矯正装置を装着して歯を少しずつ動かし、歯並び・口元を整えていきます。
治療期間及び回数:一般的には動的治療期間2年前後/月に1回の通院・保定期間2年前後/3~6か月に1回の通院
治療費概算(自費):約100~130万円
リスク副作用:
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は疼痛や圧迫感などが生じます。
リテーナーを使用しないと後戻りがあります。
治療前後の比較で稀に歯根吸収が見られることがあります。
稀に歯が癒着していた場合、動かないことがあります。
不正咬合の状況により、歯肉退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。