東急東横線・日比谷線 中目黒駅徒歩5分
目黒川沿い / 目黒区青葉台
矯正治療で美しいバランスの横顔を
矯正治療の目的は、歯列や噛み合わせを整えるだけではありません。唇や口唇周辺の筋肉、フェイスラインなどを含めて、全体的にバランスのとれた顔貌に整えることが本来の矯正治療です。
当院は矯正治療を専門とする歯科医院ですので、歯並びと顔のバランスの両方を考慮して治療を進めていきます。
Eラインとは
エステティックライン
Eライン(エステティックライン)とは、鼻の先端から顎の先端までを一直線に結んだラインのことで、横顔の美しさの指標とされています。
欧米人に比べて頭の奥行きが浅い日本人は、口唇が前方にあることが多いのですが、矯正治療で口元を整えることによって唇の位置が下がり、綺麗なEラインが生まれます。
Eラインの目安についてはこちらのページをご覧ください。
バランスの良い横顔 = エステティックライン(Eライン)を整える
矯正治療では、一般的に上の前歯が下の前歯の2〜3ミリ前方にあることが適切な前後関係とされており、これに対し、上顎が出過ぎている不正咬合を出っ歯=上顎前突と言います。
また、顔全体に対して上下の顎や前歯が出過ぎている不正咬合を上下顎前突と言います。
上顎前突や上下顎前突の症状は、横顔のバランスや口元の表情に影響を及ぼしています。
前歯が出ていることにより無理に口を閉じようとすると、口唇周辺の筋肉に緊張が生まれ、顎(オトガイ)に梅干しのようなシワができることがあります。
また、口元の突出や下唇からオトガイにかけての緊張で、フェイスラインがスッキリとしない状態が生まれます。
矯正治療で歯列を整え前歯を内側に下げることによって、緊張のあった唇周囲の筋肉はリラックスするため、鼻〜唇〜オトガイのラインのバランスも良くなり、きれいなEラインが生まれます。
矯正治療で「口ゴボ」や「梅干じわ」を直したい
「口ゴボ」とは、矯正治療の医学的用語ではなく、ネットを中心に使われている言葉で、前歯が前方過ぎることで口元が前に出ている状態を言います。また、歯並びが悪いことによるオトガイの緊張が「梅干し」のようなしわに見えることもあり、患者さんの悩みを強くしています。
横顔のフェイスラインなどは美容整形の分野だと思っている方もいますが、美容整形を考える前に、矯正治療で本来の健康的な歯並びに整えると、顔の印象が変わる方も多くいらっしゃいます。
抜歯の必要性について
最近では「口元を引っ込めて横顔をきれいにしたい」というご希望の患者さんが多く、抜歯に対しても非常に前向きですが、抜歯の必要性は、患者さんの不正咬合の状況により異なります。
矯正医としても、できれば抜歯は避けて治療したいと考えておりますが、抜歯が必要な症例を無理に非抜歯で治療すれば、上記でお伝えしたような口元の突出、フェイスラインのゆがみなどの原因となります。
抜歯については、きちんと検査を行い、適切に診断を行いますので、安心してご相談ください。
抜歯について詳しくはこちらのページをご覧ください。
治療内容:矯正装置を装着して歯を少しずつ動かし、歯並び・口元を整えていきます。
治療期間及び回数:一般的には動的治療期間2年前後/月に1回の通院・保定期間2年前後/3~6か月に1回の通院
治療費概算(自費):約100~130万円
リスク副作用:
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は疼痛や圧迫感などが生じます。
リテーナーを使用しないと後戻りがあります。
治療前後の比較で稀に歯根吸収が見られることがあります。
稀に歯が癒着していた場合、動かないことがあります。
不正咬合の状況により、歯肉退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。