東急東横線・日比谷線 中目黒駅徒歩5分
目黒川沿い / 目黒区青葉台
矯正治療開始までの手順
矯正治療が始まるまでのながれ
1. 初診相談
初診相談では、当院での矯正治療をお考えの患者様を対象として、当院にて矯正治療を行う場合に想定される矯正治療の概要をご説明します。
- 矯正治療開始までのながれ
- 矯正治療全体の流れ、期間、通院頻度
- 費用の概要やお支払方法
- 矯正装置
- 現時点で可能性として考えられる治療方針
…など(初診相談の所要時間:50~60分程度)
※未成年、学生の患者さまの初診相談には保護者の方の同席が必要です。
矯正初診相談を無料相談とするクリニックも多々ございますが、当院ではあえて有料での初診相談(3000円+消費税)とさせていただいております。
理由としては何より、当院では初診相談を治療を行う際の診察と同様ととらえ、そのための時間をしっかりと確保していることがあげられます。
患者さんのお話をしっかりと伺い、さらに、患者さんごとに異なる不正咬合の状況をきちんと把握したうえで、矯正治療のプロフェッショナルとして正しい情報をお伝えするため、当院では初診相談の患者様のみで60分の時間を確保してご予約をお取りしています。無料相談で確保できる時間では、患者さまと十分なコミュニケーションをとることは困難と考えておりますので、初診相談の患者さまに確保させていただく時間に対し、最低限の費用を設定させていただいております。
一人ひとりの患者さまと向き合ったきめ細かなカウンセリングを行い、当日の説明内容の資料もお渡ししています。矯正治療を真剣に考えている患者さまは、ぜひご相談ください。
※他医療施設との治療方針の比較のみを目的としたご相談や、セカンドオピニオンなどは、他医療施設との無用な齟齬を避ける為、矯正初診相談としてはお受けしておりませんのであらかじめご承知ください。
2. 検査
正確な現状に基づき治療の計画を立てるために検査を行います。
矯正治療のための検査では、
- セファログラム(横顔や正面ののレントゲン写真)の撮影
- 歯並び全体の「型」の採得(印象採得といいます)
- 顔写真、歯並びの写真の撮影
などをおこないます。
これらの検査結果に基づき矯正治療の計画を立てますので、裏側、舌側矯正やマウスピース型矯正装置・アライナー矯正(インビザラインなど)のご希望がある場合は、検査の段階で患者さまのご希望をお伝えください。
3. 診断
検査結果の分析に基づき治療の計画を定めることを「診断」といいます。
初診相談の段階とは異なり検査結果に基づく正式な矯正治療方針と計画が決定します。
当院の診断では、コンピュータプレゼンテーションを利用して患者さまにご説明を行うと同時に、お話の内容はすべて資料にまとめて患者さまにお渡しします。
患者さまご自身でメモを取る必要がなく、当日にお話しした診断内容の資料をお持ち帰りいただけますので、ご自宅で矯正治療の計画を確認したり、ご家族へのご説明などに便利です。
※治療の計画や費用など、矯正治療をはじめるにあたっての重要なお話となりますので、未成年、学生の患者さまの診断には、保護者の方が必ず同席してください。診断において確定した治療方針にご同意をいただいた以降の治療は、ご本人さまのみの通院で差し支えございませんので、お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
4. 治療開始へ
診断で確定した計画等ご確認いただけましたら、矯正治療の開始です。
※当院では、顎変形症の外科矯正治療ならびに健康保険適応での矯正治療は平日のみとさせていただいております。週末の診療日には上記の診察はおこなっておりませんので、あらかじめご承知ください。
各種矯正治療の費用・料金表
各種矯正治療の料金表は、下記のページを参照してください
- 表側のブラケットでの歯列矯正
- 裏側、舌側矯正
- マウスピース型矯正装置(アライナー矯正)(インビザラインなど)
- 顎変形症の外科矯正(健康保険適用のながれ)
- 子ども、成長期からの矯正治療
- 都内大学病院との料金比較
医療費控除について
矯正治療の費用は医療費控除の対象です。確定申告で利用できるように、領収書は捨てずに保管してください。
領収書は再発行できませんので、領収書を紛失された場合は、医療費証明書をご請求ください。(発行手数料がかかります)
※成人の歯列矯正で医療費控除をうける際には、治療目的が”審美”でないことを証明する「診断書」が必要です。当院では医療費控除用の診断書は無料で発行していますので、確定申告の際に添付してご提出ください。
医療費控除の計算例
年間の医療費が75万円の場合の目安(H.22.4現在)
控除後の所得金額 | 所得税率 | 所得税の低下分 | 住民税の低下分 | 実質の医療費 |
---|---|---|---|---|
195万円以下 | 5% | 最大 約3万円 | 最大 約6.5万円 | 約66万円 |
195万円を超え330万円以下 | 10% | 約65,000円 | 約65,000円 | 約62万円 |
330万円を超え695万円以下 | 20% | 約130,000円 | 約65,000円 | 約56万円 |
695万円を超え900万円以下 | 23% | 約149,500円 | 約65,000円 | 約54万円 |
900万円を超え1,800万円以下 | 33% | 約214,500円 | 約65,000円 | 約49万円 |
1,800万円超 | 40% | 約260,000円 | 約65,000円 | 約43万円 |
医療費控除の対象となる年間の医療費から10万円(または所得金額の5%との少ない方)を超えた分が[課税対象額]から差し引かれますので、所得税と住民税、(平成25年以降は復興税も)金額が下がります。
所得税率により、控除される金額が異なります。詳細はお近くの税務署などにもお尋ねください。
治療内容:矯正装置を装着して歯を少しずつ動かし、歯並び・口元を整えていきます。
治療期間及び回数:一般的には動的治療期間2年前後/月に1回の通院・保定期間2年前後/3~6か月に1回の通院
治療費概算(自費):約100~130万円
リスク副作用:
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は疼痛や圧迫感などが生じます。
リテーナーを使用しないと後戻りがあります。
治療前後の比較で稀に歯根吸収が見られることがあります。
稀に歯が癒着していた場合、動かないことがあります。
不正咬合の状況により、歯肉退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。