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矯正治療 Q&A:顎変形症・外科矯正
矯正治療 Q&A:顎変形症・外科矯正
顎関節症といわれたのですが、外科矯正で治りますか?
[顎変形症]と[顎関節症]は異なる疾患です。
顎変形症とは、歯並びの土台となる上下顎骨の大きさや形態、位置関係に著しいずれを生じている状態、顎関節症は、顎の関節に痛み、関節音、関節円板のずれ、下顎頭の変形などの関節症状を生じている状態をいいます。
これらは全く別の疾患なので、外科矯正に限らず矯正治療により必ずしも顎関節症が治るものではありません。
しかしながら(非常にややこしいのですが)咬合という問題を通じて関連している場合、矯正治療の進行に伴い顎関節症が緩解する事例もあります。顎変形症の患者さまはとくに顎関節症の既往をお持ちのケースも多いため、ますます紛らわしい状況となっておりますが、外科矯正は【顎変形症】の治療方法であり、【顎変形症】の直接的な治療方法ではありません。
当矯正歯科といたしましては、顎関節の問題が不正咬合に一連に関連している場合もある考え矯正治療にあたっておりますが、一般論として、根本的には異なる疾患、別のものとしてお考えください。