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矯正治療 Q&A:手順・方針・抜歯など

 

インプラント矯正で使うインプラントと、普通のインプラントは同じものですか?

用語がまぎらわしいのですが、全く別のものです。
“普通の”インプラントとは、ブリッジや義歯(入れ歯)のかわりとなる、いわゆる補綴でおこなうインプラントは、噛む力に耐えられるような頑丈さ、太さがあり、周囲の骨とも完全に癒着させますので、一度埋入したら基本的に撤去できません。直径は細いもので4〜5mmはあります。

一方矯正で使うインプラントは、別名ミニスクリュー/歯科矯正用アンカースクリュー等とも呼ばれ、矯正で必要な期間だけ歯槽骨に固定し不要となれば撤去する程度の簡便なものです。直径が1~2mm程度、長さが~8mm程度の小さなチタン合金の”ネジ”と思っていただければ良いと思います。

implantとは「植える」という意味なので、歯科治療では「骨に植立する」ものを総じてインプラントといいます。患者さんにとってはとてもややこしいと思いますが、診断時に、治療の必要性にあわせたご説明をきちんといたします。

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