矯正治療 Q&A：裏側、舌側矯正（incognito/インコグニトなど）

 

食事や発音などへの影響が心配です

舌側矯正では、舌が直接触る歯の裏側に矯正装置を装着しますので、全く装着感がない、違和感がないという訳にはいきません。装置の装着直後にはどうしても食べにくい、話しにくいという状況になりますが、その程度や影響、期間などは不正咬合の状況などによって異なります。
当院の採用するCAD/CAMによるカスタムメイド舌側矯正装置（インコグニトなど）では、オーダーメイドでできるだけ厚みが薄くなるように矯正装置が作られますので、裏側の舌側矯正装置の中では、比較的違和感の少ない装置の一つです。
矯正装置装着直後には相当の違和感があると思いますが、患者さまの様子を拝見しておりますと、個人差はありますが大抵は、数日から数週程度で慣れていただけることが多いように感じます。
しかしながら矯正装置に舌が擦れるような動きがあると、口内炎のような状態となり痛みを生じます。そのような場合には、ワックスやギシグーなどの「保護材」をご利用いただいています。
ギシグーなどは当院にも患者様用の在庫がありますが、アマゾンなどの通販でも入手が可能です。（ギシグー：Amazonのページ）
（当院のギシグー、ワックス等の在庫は、当院にて矯正治療中の患者さまへの対応用のため、当院の患者様以外には販売などの対応はいたしておりません。上記リンクのアマゾン等からご購入ください。）
初診相談ならびに矯正診断時などにも、舌側矯正装置の装着時に想定されるトラブルや、対処の方法などについてのご説明もしておりますが、ご心配の点は当院受診の際にお尋ねください。

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