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目黒川沿い / 目黒区青葉台
ご相談内容5
ご相談内容
顎変形症治療を受けたいのですがこれから社会人として働くのですが少し周りの目が気になります。
術前矯正と術後矯正は裏側矯正で行っていただくのは不可能なのでしょうか??
またどこの歯科医院でも不可能ですか??
あと上の歯が5本差し歯なのですが矯正可能ですか??
あと下の歯も上の歯も歯並びがいいのですが矯正は絶対にしなくてはならないのでしょうか??
長くなってしまいましたがよろしくお願いいたします!!
当院の回答
外科矯正を裏側の矯正(舌側矯正)でおこなうことは、技術的には可能ですが、健康保険が適用できません。
健康保険適用で外科矯正をおこなうには、表側のブラケット装置で治療する必要があります。
また、日本の健康保険制度では混合診療が認められておりませんので、矯正治療を自費診療でおこなった場合には、入院と手術もすべて健康保険の適用ができず、自費診療となります。これは日本の健康保険制度の規則ですので、日本国内のどの歯科医院においても同様のルールです。
治療方針に関する一般的な範囲での回答といたしましては、基本的には差し歯など補綴処置をした歯があっても、矯正治療は可能です。しかしながら、現在の噛み合わせにあわせて治療をおこなった補綴物は、矯正治療後の噛み合わせには形態が不適切となる可能性が高く、そのため、矯正治療の終了後には、差し歯の治療をやりなおす必要が生じるかもしれません。
また、手術前後の矯正治療の必要性ということでは、手術後の顎関係のなかで、きちんと噛める歯並びとするためには、やはり矯正が必要になります。
これらの詳細を検討するためには、検査・診断をおこなって、患者さまの現状に基づいた治療の仕方を考える必要があります。それぞれの患者さまに必要な治療のしかたは、診断の際にご説明します。
参考までに、顎変形症の外科矯正治療は、「歯科矯正治療」のひとつです。もしも手術の前後に矯正治療は必要ない、おこなわない、という場合、これは「手術のみ」の治療になりますので、矯正治療ではなく形成外科などの診療領域になると考えられます。
外科矯正は、たしかに顔貌骨格の手術をともなう治療ですが、歯科矯正治療上の必要性により、顎骨の手術を併用するもの、すなわち「矯正」が主体の治療という点を、ご理解くださいますようお願いいたします。