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マウスピース矯正 (invisalign)


ブラケットを使わずに歯を動かす

インビザライン(invisalign)の最大の特徴は、ブラケットを使わずに歯をうごかせることです。

ブラケットなどの固定式の矯正装置を装着しないので、食事や歯みがきに影響なく歯列矯正できることが最大のメリットです。

従来は、矯正治療で精密に歯を動かすには、ブラケットとアーチワイヤーが不可欠でしたが、インビザラインの登場により、かなり広範囲の歯列矯正がマウスピース矯正でできるようになりました。

インビザラインが歯の移動に優れる理由

マウスピースなどの着脱式の矯正装置で歯を動かす治療自体は、従来から多々おこなわれています。現在では、透明なマウスピース(アライナーといいます)を用いた矯正治療システムも多数登場しています。

そのなかでインビザラインは、CAD/CAM技術で3次元的に歯の動きを計算してアライナーの設計をしているということ、また、なにより「アタッチメント」とよばれる、確実に歯を動かすための付加装置を利用できる点が、マウスピース矯正であるインビザラインが、確実性の高い矯正システムである理由となっています。

インビザラインで治療できる範囲

インビザラインの治療システムは、非常に早いペースで改良が加えられており、インビザラインで対応可能な不正咬合も増えています。しかしながら、すべての不正咬合をインビザラインのみで治療できる状況には至っていないと当院では考えています。
インビザライン単独での矯正治療には、

  • でこぼこの程度が軽い、軽めの不正咬合
  • 奥歯のかみあわせの前後的なずれが少ない不正咬合
  • 上下の噛みあわせの前後、または左右のずれが少ない不正咬合
  • 垂直的なずれ(開咬・過蓋咬合)がない不正咬合

などの症例が適しています。

複雑な治療を要する不正咬合では、通常のブラケット装置を、短期的に使用するかまたは、見えにくい部分に限定的に使用するなどの工夫が必要になる場合もあります。不正咬合の状態や、治療のながれ等によってはインビザラインよりも舌側矯正(裏側の矯正)での治療が適する場合がありますので、患者さまのご希望をお伺いしたうえで、初診相談や診断の際な治療方法についてのご説明しています。

インビザラインの注意点

インビザラインでは、アライナーを毎日20時間以上装着する必要があります。アライナーの使用不足により予定どおりの歯の移動が得られないとアライナーと歯並びがあわなくなり、治療が進行しなくなってしまいます。

そのようなことがあると、治療期間の長期化だけでなく、アライナーの再設計、追加製作などが必要になる場合もあり、状況によって患者さまに追加の費用がかかる場合もでてきますので、ご自分の生活スタイルの中で上記の装着時間を長期間継続できるかどうかを、事前によくご検討ください。

インビザラインでの矯正治療開始前

インビザラインでの治療開始前です。
前歯にでこぼこがあります。

インビザラインを装着した状態

アライナーを装着した状態。
よく見ると、透明なマウスピースが見えます。
コンピュータでシミュレーションして製作されたアライナーは、歯の動きにあわせて、2週間ごとに新しいものに交換します。

歯の表面に装着する「アタッチメント」

マウスピースを歯にしっかり固定するために「アタッチメント」というプラスチックの突起をつける場合があります。
もちろん矯正が終わったら撤去します。

インビザラインでの矯正治療終了時

約7ヶ月後、ほぼ治療が終了しました。
軽度の叢生症例だったこともあり、短期に治療を終了できました。

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